悪魔の実の能力(特に自然系悪魔の実の能力)はどのように発動するのか?

悪魔の実考察
画像引用:ONE PIECE(著者:尾田栄一郎、発行元:集英社)

↑【画像引用:ONE PIECE 単行本12巻】

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悪魔の実はどのような条件で発動されているでしょう?

そんなもの能力者が発動したいときに発動しているに決まっているだろうと思うでしょうが、作中の表現を見ていると、能力者の意思と関係なく発動していると思われるシーンが多々あります。
これはゴムゴムの実やバラバラの実など一部の超人系悪魔の実でも見て取れますが、自然系悪魔の実のときに顕著に現れます。
早い話、自然系悪魔の実の能力者は、敵からの攻撃をかわす様子もなく受け流しているのです。
これらの行動はどう考えても自分の意思で能力を発動しているとは思えず、攻撃を受けると同時に、能力が自動的に発動されるように見えます。

自然系悪魔の実の能力が自動的に発動していると考えられるシーンとして分かりやすいのは、スナスナの実の能力者のクロコダイルやゴロゴロの実の能力者のエネルが、ルフィの攻撃を喰らってしまうところです。
もし能力者の意思で能力を発動し攻撃をかわしているのなら、ルフィに不可抗力(砂に対し血で濡れている、カミナリに対し絶縁体のゴムの能力者)があったとしても攻撃は当たらないはずです。
ルフィの攻撃を不可抗力により喰らってしまうということは、自然系悪魔の実の能力者たちが不可抗力さえなければ、勝手に能力が発動され攻撃を受け流せられると思っている証拠なのです。(ゴロゴロの実の場合は、わざと攻撃を受けて電気の力で反撃している可能性も考えられるが、能力者は物理攻撃を受けないと思っている節の発言をしている)
自然系悪魔の実の能力者は常に能力を発動しているのではないかと思う人もいるかもしれないでしょうが、それだと何かを持ったり他人が触れたりすることもまともにできないので、さすが常に能力を発動しているということは考えにくいです。

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以上のように、悪魔の実の能力(特に自然系悪魔の実の能力)は危機的状況時に自動的に発動していると思えるわけですが、そう考えるとおかしいシーンが出てきます。
それは、アラバスタのナノハナにあるメシ屋スパイス・ビーンで、メラメラの実の能力者であるポートガス・D・エースと、モクモクの実の能力者であるスモーカー大佐(当時)がルフィと衝突する場面です。
自然系悪魔の実の能力者は危機的状況シーンでほとんど自動的に能力発動しているにもかかわらず、なぜかこの場面では能力が発動されていません。
これは大いなる疑問です。

このことについて私は、悪魔の実の能力の発動は脊椎動物の持つ反射に近いものであるとの仮説を立てることにしました。
危険を察知すると自身の意識に関係なく体が反応する能力が反射という能力で、この能力を前提に考えると、上記で挙げた自然系悪魔の実の問題点をうまく説明できます。
相手の攻撃を受け流すことは、反射により自動的に能力が発動されたと考えることができますし、ポートガス・D・エースとスモーカー大佐の衝突のシーンでは、見えないところからの攻撃だったことや、余りにもとっさすぎる攻撃だったため反射の能力がうまく働かなかったと考えることができます。

このように反射という能力を考慮すれば、悪魔の実の発動についてほとんどのシーンでうまく説明することができます。

ただし、覇気という新たな概念が登場したことにより、悪魔の実の能力の発動条件に新たな矛盾が出てきてしまいました。
この覇気と悪魔の実の能力の関係については、次の回で詳しく考えていきたいと思います。

※当記事は2013年12月6日に書いたものを再編集したものです。

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尾田栄一郎原作の大人気漫画『ONE PIECE』に登場する“悪魔の実“が現実にあったら?という観点にたち独自の考察を行っています。

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