ゴロゴロの実の能力は、本当にゴムゴムの実の能力者に効果がないのか?

ONE PIECEにおいて、ゴロゴロの実の能力は、絶縁体であるゴムゴムの実の能力者に効果がありませんでした。
このことに関してかなり疑問を感じるので、少し考えてみたいと思います。

2015-12-09 14-12-49-939
画像引用:ONE PIECE 単行本30巻

まず、電気は流れやすい方に進みます。
流れやすいというのは抵抗が少ない方という意味であり、カミナリが大気中をまっすぐ落ちないのも、流れやすい方を選んで進んでいるためです。
なので、絶縁体であるゴムは雷の落ちづらい状態にあることは間違いないと思います。

ただし、絶縁体とはそもそも電線を通っている電気からの感電を防ぐためのものであり、放電現象であるカミナリに対応するものではありません。
コンセントなどが断線しスパークしたら、絶縁体であるのゴムの部分が溶けてしまうことは想像できると思います。
このように、絶縁体であるゴムであっても放電現象に対しては大きなダメージを受ける模様です。
ましてやカミナリの放電現象は凄まじく、電気抵抗が非常に高い空気をも引き裂き、温度に至っては10000度にも達すると言われています。
ゴムは熱に対して弱いので、放電現象であるカミナリには普通に弱いとも考えられます。

また、人がカミナリに恐怖する理由のほとんどは音に原因が有り、近くにカミナリが落ちた時の音たるや凄まじいものがあります。
たとえゴムの能力を得ていたとしても、この音に対する対策には全くなっていません。
更に落雷時に生ずる衝撃(音速を超える時に生ずる衝撃波)も凄まじく、これに対する根本的な対応もできません
更に言えば、ゴム人間といえども体内には水分(塩分を含む)があるので(喉を乾かし水を飲んでいる、汗をかいている、ギア2で蒸気を発している等々の描写から判断)、普通に感電しそうな気もします。

以上のことから判断すると、ゴムゴムの実を食べていてもゴロゴロの実の能力に対する根本的な対策はできないものと思われます。

ただし、カミナリと絶縁体であるゴムを対比させて戦わせることは、誰にでも理解しやすく非常に有意義なものだったと思います。
少なくとも、マグマが火を焼きつくすという理論よりは・・・

※当記事は2012年10月29日に書いたものを再編集したものです。