↑【画像引用:ONE PIECE 単行本1巻】
おそらく、シャンクスは非能力者だと考えている人が多いと思います。
私自身も、基本的にシャンクスは非能力者だと考えています。
ですが、シャンクスが悪魔の実の能力者と考えないと納得できないような点がいくつかあるので、シャンクスの悪魔の実の能力者説について考えていきたいと思います。
ONE PIECEの世界において、四皇に選ばれる者は化物並みの強さを誇ることは周知の事実です。
シャンクスが強いことは十分理解できるのですが、現在までの描写ではシャンクスに四皇並みの強さは感じないような気がします。
正確に言うのなら、シャンクスが四皇に選ばれる強さの根源がよく分からないのです。
シャンクスにおける時系列をまとめると、
ロジャー海賊団解散
↓
ミホークとライバル関係になる
↓
フーシャ村で片腕を失う
↓
四皇になる
であると思われます。
※後に片腕を失う前に四皇になっていたことが判明しました。
ミホークは、片腕を失ったシャンクスと戦うことに対して興味を失っていたので、シャンクスが片腕を失ったのはミホークとライバルだった後であることが分かります。
シャンクスが四皇に選ばれたタイミングは不明ですが、フーシャ村の人々がシャンクスのことを詳しく知らなかった点や、当時のシャンクスの年齢(27歳)を考えるに、フーシャ村で片腕を失ったときはまだ四皇に選ばれてない可能性が高いです。
以上のことを考えると、シャンクスは片腕を失ってから四皇に選ばれているわけです。
片腕を失った剣士が四皇に選ばれるというのは、よほどのことがない限りあり得ないと思います。
漫画などの創作物では隻腕(片腕がないこと)や隻脚(片足がないこと)、または目が見えないなどマイナス要素がとても低く見積もられる節がありますが(ONE PIECEの世界でもそういった描写が多々ある)、それを考慮しても片腕の剣士が四皇という世界最強の海賊の1人に選ばれるのは不自然です。
片腕の剣士が四皇に選ばれる場合、それは何か特別な能力を持っていると考えるのが普通です。
ONE PIECEの世界における特別の能力といえば、もちろん悪魔の実の能力となるわけです。
これが、シャンクスが悪魔の実の能力者ではないかと考える第一の理由です。
シャンクスが片腕を失ったのは、溺れているルフィを救う際にフーシャ村近くに棲む近海の主という魚のような生き物に食いちぎられたからです。
その後この近海の主は、フーシャ村を旅立つ際のルフィに倒されています。
つまりシャンクスは、決して強いとは言えない魚もどきに腕を食いちぎられたのです。
もちろん、ルフィを助けるためのとっさの行動で気が回らなかったのでしょうが、その点を考慮しても、後に四皇となる人物があの程度の生物に腕を食いちぎられることは不自然に感じます。
ただし、シャンクスが悪魔の実の能力者だったと考えれば、これらの矛盾に対しうまく説明がつくのです。
悪魔の実の能力者には、水の中に入ると力が抜けてしまうという副作用が現れますが、もしシャンクスが悪魔の実の能力者であるのなら、ルフィを救った際に力が抜けていて普段の実力を全く出せていなかったと考えられます。
そう考えれば、大した実力もない近海の主に腕を食いちぎられてもおかしくありません。
そして能力者にも関わらず、水の中でしっかり正気を保ちルフィを救い、更には近海の主を気迫で退けていたと考えれば、片腕になりながら四皇に選ばれたことにも納得できます。
このように、シャンクスが悪魔の実の能力者であると考えれば、様々のことがうまく説明できます。
少なくとも、シャンクスが悪魔の実の能力者である可能性を完全に捨てきることはできないと思います。
正直、現状の描写だけでシャンクス悪魔の実の能力を予想することは難しいと言わざるを得ません。
敢えて予想するなら、シャンクスは覇気が異常に強いことが分かっているので、ハキハキの実の覇気人間といったところでしょうか?
能力の予想までは難しいですが、シャンクスが悪魔の実の能力者である可能性は、少なからずあると考えていたほうが良いように思います。
コメント
白ひげがシャンクスと会ったときに「お前ほどの男が片腕落としたと聞いたときは驚いたぜ、どんな敵にくれてやったんだ?」的なことを言ってたから腕があるときから四皇の白ひげも一目を置く男だったことがわかる。すなわちシャンクスは海に入れる頃から強かった
シャンクスがキッドを落とした時の見聞色の覇気と運動能力の具合から見るとやっぱり近海の主は最強説
近海の主もルフィのゴム弱点か、ニカの能力に圧倒された微レ存