↑【画像引用:ONE PIECE 単行本75巻】
ドレスローザで麦わらの一味と対峙したドンキホーテファミリーには、悪魔の実の能力者が多数いました。
そんなドンキホーテファミリーの悪魔の実の能力者たちは、どう考えても今まで登場した悪魔の実の常識を逸脱した能力を持っているように見えます。
この“逸脱した能力”についていくつか例を挙げます。
ギロギロの実
・千里先の物が見える
・目から小型のクジラのようなものを発する
ホビホビの実
・人をおもちゃにし、その他の全ての人からおもちゃになった人の記憶を消す
イシイシの実
・城と同じサイズ石と同化する
ベタベタの実
・可燃するベタベタを発する
イトイトの実
・糸を雲に引っ掛け空を飛ぶ
・糸で他人に見分けが付かないほどの分身を作る
以上の能力は、今まで登場した悪魔の実の常識を覆すようなものばかりです。
ギロギロの実は他人の心が見れるだけでも十分ですし、ホビホビの実も触った人をおもちゃにできるだけで十分でしょう。
イシイシの実は自身が石になれる能力というのが今までの悪魔の実の常識的能力でしたし、ベタベタの実に可燃能力が付加されるなんてことも今までの悪魔の実ではあり得なかったと思います。
イトイトの実の能力に関しては、糸の能力を大幅に逸脱していました。
ドンキホーテファミリーのボスであるドンキホーテ・ドフラミンゴは、天竜人から王下七武海となったという希な人物であり、世界政府とも深い繋がりがあります。
更には人造悪魔の実の密売もしており、悪魔の実の知識や謎について深い造詣があるものと思われます。
以上のことから、ドンキホーテファミリーは悪魔の実の能力を強化する術を知っている可能性が考えられます。
アラバスタでルフィと初めて対峙した際にクロコダイルは、
悪魔の実の能力は使い方と訓練次第でいくらでも強い戦闘手段になる
引用:ONE PIECE 単行本20巻
と発言しており、悪魔の実の能力の可能性について言及しています。
ドンキホーテファミリーの悪魔の実の能力者を見るに、おそらくドンキホーテファミリーは悪魔の実の能力を強くする方法やコツを熟知しているのでしょう。
逆にそう考えなければ、ドンキホーテファミリーの悪魔の実の能力描写に納得することはできません。
※当記事は2014年11月20日に書いたものを再編集したものです。
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