バタバタの実の能力とは?
能力:バターを自在に扱える
タイプ:超人系(パラミシア系)
初登場:91巻SBS
攻撃力:★☆☆☆☆
防御力:★☆☆☆☆
利用法:★☆☆☆☆
バタバタの実の能力者情報
能力者:シャーロット・ガレット
異名:-
所属:ビッグ・マム海賊団/万国(バター大臣)
懸賞金:-
年齢:31歳
生年月日:10月19日
身長:?
バタバタの実の能力を考察する!
バタバタの実の能力の戦闘利用
バタバタの実は、バターを自由自在に扱える能力ですが、この能力を戦闘で使う際は、油分を利用した滑る効果を利用することが効果的です。
スベスベの実ほどではないにせよ、体にバターを塗ればぬるぬるして滑りますし、地面にバターを塗れば戦う相手を転ばせることも可能になります。
バターは気温によって固まってしまいますが、おそらくバタバタの実の能力者はある程度(バターが解ける程度)の温度調査もできるはずですので、この点はそこまで大きな問題にはならないでしょう。
戦いにおける体を滑らせる効果としてわかりやすい例に、オイルレスリングというものがあります。
このオイルレスリングは、文字通り体にオイルを塗って行うレスリングで、トルコでは650年以上前から行われ国技とされています。
そしてオイルレスリングの最大の特徴は“体の掴みづらさ”です。
日本では格闘技ブーム真っ只中の2006年12月31日に、とある元柔道家が体にボデイクリームを塗った状態で、当時日本人最強の総合格闘家と目されていた桜庭和志と試合を行い処分を受けるという騒動が起きました。
この試合では、試合中にもかかわらず桜庭選手がタイムを要求したり相手の体の滑り具合を指摘するという異様な光景となり、結局ぬるぬる男が一旦TKO勝ちを収めましたが、後にノーコンテストとなりぬるぬる男は無期限停止処分を受けます。(これが世に言う、格闘技界の大事件『ぬるぬるの悪夢』である。)
このように総合格闘技のようなとっくみ合いでは、体が滑ると相手の攻撃(主に関節技)を受けづらくなり防御効果が高くなるわけです。
もちろんバターも80%以上は油分なので、体に塗れば同様の効果が得られます。
バタバタの実能力を使ってバターを生産したらどうなるか?
さて、突然ですが皆さんはバターを家庭でよく使いますか?
パンが好きな人などは、トーストにする際によくバターを塗ると思いますし、洋食の炒め物をする際にもバターを使う人は多いと思います。
またはステーキの上に乗せたり、じゃがバタを作ったりとバターは様々な食材の脇役として活躍しています。
しかし、それって本当にバターですか?
総務省及び日本乳業協会の調べによると、平成23年の段階で1世帯当たりのバター消費量は499g、一方マーガリンの消費量1255gで、バターの類似商品であるマーガリンのほうが圧倒的に家庭で利用されているのです。
マーガリンは植物性油に水などを合わせて作られてバターの類似食品で、19世紀の終わりごろから作られるようになりました。
バターは紀元前2000年には既に作られていたそうなので、マーガリンはかなり新参者な食品と言えます。
日本では1952年までマーガリンのことを人造バターと呼び、あくまでバターの代用品という扱いでいたが、徐々に需要が増えていき、今ではパンに塗るものとしてバターが7.5%に対してマーガリンが66.7%とする調査結果も示され立場が完全に逆転しています。
マーガリンが短期間で市場を席巻した理由は、マーガリンのほうがバターより安く、価格も安定しているからです。
マーガリンとバターとの味の違いを感じる人も多いでしょうが、消費量を見るに多くの人は多少の味の違いがあっても安価なマーガリンで満足している様子が伺えます。
近年、『バター不足』、『バターの高騰化』というニュースを聞くことも多いかと思います。
実は、乳製品は米や小麦などの穀物と同じで、国家が供給を管理しないと安定供給することが難しい食品で、特にバターは、バターを作る際に必然的に生成される脱脂粉乳との需要バランスも保たなければならないため扱いがとても難しい食品なのです。
そのため、バター不足に乗じてバタバタの実の能力を使いバターを大量販売しようとしても、業界からはあまり歓迎されないかもしれません。(というかハッキリと拒絶されるはず)
バタバタの実を使ってバターを大量販売した場合にまず問題となるのが、一般の生産者がバター生産をやめ(もしくは減らし)、その結果、脱脂粉乳が足りなくなるという問題です。
脱脂粉乳は文字通り牛乳から油分と水分を取り除いたもので、牛乳の油分が主体のバターを作ると必然的に生まれ、粉ミルクの材料にしたり家畜の肥料されています。
更にバタバタの実の能力でバターを販売したら、牛乳自体が余る可能性も考えられます。
1981年から1982年に放送されたドラマ『北の国から』では、牛乳が生産調整され食紅を入れて出荷できないようにするシーンがありましたが、こんなことが日常的に起こっていたら牛乳の生産者が日本からいなくなりかねません。
このように、牛乳や乳製品の安定供給は皆さんが思っているよりかなり難しい作業なのです。
バタバタの実に値段を付けるなら?
バタバタの実の能力はバターを生産できるので十分価値がありますが、上記した通り乳製品の生産管理は思いのほか難しく、業界からなかなか受け入れられない能力になるかもしれません。
以上のことを考慮して、当図鑑はバタバタの実に、
1億800万ベリー
の値段を付けたいと思います。
バタバタの実に感じる作中での疑問
・バターの能力って何やねん!
バタバタの実の能力を実生活で使うなら?
・バタバタ走ってみる
・顔の形をしたあんパンをどこかに投げてみる
結論!!
バターをはじめとした乳製品や牛乳を食べる(飲む)際は、もう少し有り難みをもつようにしましょう。
悪魔の実クイズ
悪魔の実アンケート
関連記事
→ 悪魔の実図鑑99ページ(オシオシの実)へ
← 悪魔の実図鑑97ページ(イヌイヌの実 モデル“九尾の狐”)へ
・ 原作に登場する悪魔の実一覧
・ 組織別悪魔の実の能力者一覧
・ TOPに戻る
コメント